音源
GS音源。SC-55の上位で、SC-88Proの下位に当たる。SC-55に比べて音色の質が大幅に向上し、
上位音源のSC-8850やSC-88Proからも扱いやすい音色として利用されている演奏データが多い。
特にオーバードライブギターやディストーションギター、ストリングスなどバンド演奏を想定した音色は質が高く、
以後の同社製音源にもそのまま引き継がれているものが多い。RoomやPowerのスネアなどはGS音源を語る上で有名なものとなった。
一方でエスニックやダンスなども使えるようになり、演奏の幅も広がっている。
ただしテクノ・トランス系は上位機種のSC-88Proで大幅に充実したため、今となってはSC-88の音色でテクノ・トランス系はあまりメジャーではない。
Museを使う場合、開発者がSC-88以降のGS音源で搭載されたエスニックドラムを視聴できるドラムとして設定した点、
マップを意識しなくても十分に使える音色が多い(というほどSC-55からの進歩が凄い)点で、かなり相性の良い音源であると言える。
また、この機種から新たにディレイエフェクトが追加された。
最大同時発音数†
64
- 音色マップ=2(SC-88、SC-55)
- プリセット音色数=654、ドラム音色セット=24
- ユーザー音色数=256、ユーザードラム音色セット=2
エフェクト†
- リバーブ(8種類)
- コーラス(8種類)
- ディレイ(10種類)
- 2バンド・イコライザー
- インサーション・エフェクト(なし)
この音源の所有者*1†