ローランド製ソフトウェア音源。
現在の最新版はVer3.23。SC-88Pro互換音色マップを搭載している。
音色はSC-88Proの互換というだけあり、ある程度質の高い音色が手軽に得られる。ただし、音色のベースとなっているのがSC-33、SC-55やSC-88の一部であり、また音色のほぼ全てがモノラル出力となっているため、実際のSC-88Proとはほとんど違う音になっている。
特にドラムセットではSC-55の音をそのまま使っているものが多いため、スタンダード1〜3、ジャズの音がほぼ同じだったり、クラシックドラムの音色はピッチ変化させたスタンダード+ティンパニだったり、ノート97以降の音色配列が明らかにおかしかったりなど、SC-88以降のハードウェア音源を持っている人からの評判はあまり良くない。
Museでは、開発者がMuse開発に直接利用した音源としているだけに愛称が極めて良く、VSCのほとんどの機能を簡単に扱うことができる。またGS対応のソフトウェア音源ではハードウェア音源同様に代理発音が搭載されていないソフトであるので、MSGSなどよりは互換性の高い演奏ができる。
体験版が存在する。 Windows VistaへのVSCのインストール方法
SC-88Pro | 902音色 / 26ドラムセット |
GM2 | 255音色 / 9ドラムセット |