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開始行:
[[演奏会場の設定]]
演奏会場の設定をMuseデータ中に記述するためのコマンド。
*文法 [#vec9d3a2]
; ROOMコマンドを活用すると、演奏を行う会場の音場空間を調整することができます。~
; 音場とは、演奏会場の広さ、壁面の反響度合、反射音のうねりや減衰など、音が発~
; せられて以降の空間内の響き具合を指します。これらの指定は、以下の書式を用い~
; て行います。このROOMコマンドは、1つのMuseファイルに唯一つ記述します。記述~
; する位置はどこでも構いませんが、その設定は曲頭から効果します。~
;~
*ROOM" R[1]([2],[3],[4],[5],[6],[7]) Q[8]([9],[10],[11],[12],[13],[14],[15]) "
;~
; Rに添えられた値①とそれに続く括弧でくくられた6つの値②~⑦は“残響”に関~
; する指定です。また、Qに添えられた値⑧と括弧内の7つの値⑨~⑮は“コーラス”~
; に関する指定です。RのセットとQのセットはどちらを先に書いても構いません。~
; これら合計15個の値の意味を以下に示します。~
;~
; ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━~
; [1]残響パターン値~
; 0~7の数字であらかじめ準備されているパラメータの組合せを選びます。~
; 会場の壁に当って戻る音や会場空間内に残る音に対する性質を決めます。~
; 続く括弧内の値を大きくすると、以下のような傾向を示します。([2]を除く)~
; 値の範囲は[2][3]が 0~7 で、[4]~[7]が 0~127 です。~
──────┬──────────────────────────────
[2]Type │響きのタイプを0~7の値で指定する。反響アルゴリズムの指定。
[3]LowPass │壁面における高音の吸収率が上がり、丸みのある残響となる。
[4]Level │残響の音量が上がる。
[5]Time │残響が長く残る。
[6]Feedback│反響の繰返し回数が増える。
[7]Delay │音の反射時間がかかり、広い会場の表現となる。
━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
;~
; ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━~
; [8]コーラスパターン値~
; 0~7の数字であらかじめ準備されているパラメータの組合せを選びます。~
; 会場空間内で混ざり合あったり、重なり合ったりする音の性質を決めます。~
; 続く括弧内の値を大きくすると、以下のような傾向を示します。~
; 値の範囲は[9]が 0~7 で、[10]~[15]が 0~127 です。~
───────┬──────────────────────────────
[9]LowPass │高音域が減衰し、丸みのあるコーラスとなる。
[10]Level │重なり合う音の音量が上がる。
[11]Feedback │音を重ねていく量が増える。
[12]Delay │重なり合う音のタイミングがずれ“うねり”を生成する。
[13]Rate │“うねり”の周期が速くなる。
[14]Depth │“うねり”の振幅が深くなる。
[15]Send │コーラス音の残響が増す。
━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
;~
; ROOMコマンドの設定は“(2-9) 楽器の音色をアレンジする”で解説をした、残響R~
; とコーラスQ の値にそれぞれ乗ずる形で効果が出ます。したがって、R0 Q0 の状態~
; では、まったく効果が現れません。逆にRやQの値を調節すれば曲中でも音場の効果~
; 量に変化を与えることができます。また、メンバー毎に効果量のバランスを取ると~
; いった記述や、遅延効果を活用するという記述も可能となります。~
;~
; ROOMコマンドは15個ものパラメータを持ちますが、それぞれ省略が可能です。~
; 括弧内のパラメータを省略すると、①や⑧で指定したパターン値が採用されます。~
; パターン値そのものが省略された場合は R4[HALL-2]/Q2[CHORUS-3] がデフォルト~
; 値として採用されます。~
;~
*記述例 [#rc286f7c]
*ROOM" R3(4,0,64,64,0,0) Q2(0,64,8,80,3,19,0) "
*ROOM" R3(4,0,64,64,0,0) " ←コーラス設定を省略
*ROOM" R3(4,0,64,,,0) " ←TimeとFeedbackを省略
*ROOM" R3(4,0,64) " ←Time以降を省略
*ROOM" R3() " ←6つのパラメータすべてを省略
*ROOM" R3 " ←同上
*ROOM" R(1,3,,54,,108) " ←残響パターン値を省略(R4と見なす)
*注意点 [#e278cddd]
「演奏会場の設定ダイアログ」にて“FIXチェック”が行われている場合は、本コマンドは効果せず、ダイアログ上の設定が優先されます。
終了行:
[[演奏会場の設定]]
演奏会場の設定をMuseデータ中に記述するためのコマンド。
*文法 [#vec9d3a2]
; ROOMコマンドを活用すると、演奏を行う会場の音場空間を調整することができます。~
; 音場とは、演奏会場の広さ、壁面の反響度合、反射音のうねりや減衰など、音が発~
; せられて以降の空間内の響き具合を指します。これらの指定は、以下の書式を用い~
; て行います。このROOMコマンドは、1つのMuseファイルに唯一つ記述します。記述~
; する位置はどこでも構いませんが、その設定は曲頭から効果します。~
;~
*ROOM" R[1]([2],[3],[4],[5],[6],[7]) Q[8]([9],[10],[11],[12],[13],[14],[15]) "
;~
; Rに添えられた値①とそれに続く括弧でくくられた6つの値②~⑦は“残響”に関~
; する指定です。また、Qに添えられた値⑧と括弧内の7つの値⑨~⑮は“コーラス”~
; に関する指定です。RのセットとQのセットはどちらを先に書いても構いません。~
; これら合計15個の値の意味を以下に示します。~
;~
; ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━~
; [1]残響パターン値~
; 0~7の数字であらかじめ準備されているパラメータの組合せを選びます。~
; 会場の壁に当って戻る音や会場空間内に残る音に対する性質を決めます。~
; 続く括弧内の値を大きくすると、以下のような傾向を示します。([2]を除く)~
; 値の範囲は[2][3]が 0~7 で、[4]~[7]が 0~127 です。~
──────┬──────────────────────────────
[2]Type │響きのタイプを0~7の値で指定する。反響アルゴリズムの指定。
[3]LowPass │壁面における高音の吸収率が上がり、丸みのある残響となる。
[4]Level │残響の音量が上がる。
[5]Time │残響が長く残る。
[6]Feedback│反響の繰返し回数が増える。
[7]Delay │音の反射時間がかかり、広い会場の表現となる。
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;~
; ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━~
; [8]コーラスパターン値~
; 0~7の数字であらかじめ準備されているパラメータの組合せを選びます。~
; 会場空間内で混ざり合あったり、重なり合ったりする音の性質を決めます。~
; 続く括弧内の値を大きくすると、以下のような傾向を示します。~
; 値の範囲は[9]が 0~7 で、[10]~[15]が 0~127 です。~
───────┬──────────────────────────────
[9]LowPass │高音域が減衰し、丸みのあるコーラスとなる。
[10]Level │重なり合う音の音量が上がる。
[11]Feedback │音を重ねていく量が増える。
[12]Delay │重なり合う音のタイミングがずれ“うねり”を生成する。
[13]Rate │“うねり”の周期が速くなる。
[14]Depth │“うねり”の振幅が深くなる。
[15]Send │コーラス音の残響が増す。
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;~
; ROOMコマンドの設定は“(2-9) 楽器の音色をアレンジする”で解説をした、残響R~
; とコーラスQ の値にそれぞれ乗ずる形で効果が出ます。したがって、R0 Q0 の状態~
; では、まったく効果が現れません。逆にRやQの値を調節すれば曲中でも音場の効果~
; 量に変化を与えることができます。また、メンバー毎に効果量のバランスを取ると~
; いった記述や、遅延効果を活用するという記述も可能となります。~
;~
; ROOMコマンドは15個ものパラメータを持ちますが、それぞれ省略が可能です。~
; 括弧内のパラメータを省略すると、①や⑧で指定したパターン値が採用されます。~
; パターン値そのものが省略された場合は R4[HALL-2]/Q2[CHORUS-3] がデフォルト~
; 値として採用されます。~
;~
*記述例 [#rc286f7c]
*ROOM" R3(4,0,64,64,0,0) Q2(0,64,8,80,3,19,0) "
*ROOM" R3(4,0,64,64,0,0) " ←コーラス設定を省略
*ROOM" R3(4,0,64,,,0) " ←TimeとFeedbackを省略
*ROOM" R3(4,0,64) " ←Time以降を省略
*ROOM" R3() " ←6つのパラメータすべてを省略
*ROOM" R3 " ←同上
*ROOM" R(1,3,,54,,108) " ←残響パターン値を省略(R4と見なす)
*注意点 [#e278cddd]
「演奏会場の設定ダイアログ」にて“FIXチェック”が行われている場合は、本コマンドは効果せず、ダイアログ上の設定が優先されます。
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