同じ音色で多人数が歌ってるようなコーラス効果
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[[Museテクニック]] 合唱曲などで、単純に同じ音色で音を重ねても多人数で歌ってるような効果が出にくい場合があります。~ そもそも、多人数で歌われる歌はなぜ多人数に聞こえるのか……ですが。~ それは、ひとりひとりが出している声の音程が実はズレているためです。たくさんの微妙な音のズレがコーラス効果を出しているのです。~ つまり、この微妙なズレをシミュレートしてやることで、多人数で歌っているような効果を再現することができるはずです。~ メンバーごとにピッチをずらして「コーラス効果」をつけてみましょう。~ @AB P53 #A0 | d1 | _1 | #B0 | d1 | _1 | @B X101= 0 X100= 1 X6= 100 ;B メンバーのピッチをずらす(ずらし加減は X6= に続く数値で調整) #A0 | d1 | _1 | #B0 | d1 | _1 | これは、RPN の「ファイン・チューニング」を使った方法です。~ ファイン・チューニングは、半音と半音の間でピッチを微調整するコントロールです。~ RPN は GM 規格で定められているコントロールであるため、~ Microsoft GS Wavetable SW Synth のようにコーラスエフェクトが入っていない音源でも、この方法は有効です。 **少ないメンバーでパンを操る [#k836b131] 大合奏をしようとする時、ストリングスなどを4つ、パンの位置をずらして配置する事がある。が、パートが足りなくなる可能性もある。 そこで、パートを2つにして、パンを主導で設定する事により、節約できる場合がある。 右端と左端に同じ音色を設定したメンバーを用意し、互いに同じ音を強弱を変えて発音させる。 #A0@ P49 S+64 #B0@ P49 S-64 #A1 v80 d1 #B1 v80 d1 #A2 v100 _4m1 #B2 v60 _4m1 #A3 v40 _2s1 #B3 v70 _2s1 このような事をいくつかのフィンガーで行えば、2つのメンバーで、最大で9箇所のパンのずれを実現させる事が可能になる。 そもそもステレオ機器は、左と右のチャネルの音量バランスで成り立っているので、上記のように、強弱や音量を微調整する事で、音を左右にずらす事ができるのである。 注意:同時発音数を余計に使う事になるので、発音数不足による音切れには注意が必要である。 また、音源によっては、微妙に音が左右に広がる事もあり、「ぴったりそこから発音…」とならない場合もある。
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[[Museテクニック]] 合唱曲などで、単純に同じ音色で音を重ねても多人数で歌ってるような効果が出にくい場合があります。~ そもそも、多人数で歌われる歌はなぜ多人数に聞こえるのか……ですが。~ それは、ひとりひとりが出している声の音程が実はズレているためです。たくさんの微妙な音のズレがコーラス効果を出しているのです。~ つまり、この微妙なズレをシミュレートしてやることで、多人数で歌っているような効果を再現することができるはずです。~ メンバーごとにピッチをずらして「コーラス効果」をつけてみましょう。~ @AB P53 #A0 | d1 | _1 | #B0 | d1 | _1 | @B X101= 0 X100= 1 X6= 100 ;B メンバーのピッチをずらす(ずらし加減は X6= に続く数値で調整) #A0 | d1 | _1 | #B0 | d1 | _1 | これは、RPN の「ファイン・チューニング」を使った方法です。~ ファイン・チューニングは、半音と半音の間でピッチを微調整するコントロールです。~ RPN は GM 規格で定められているコントロールであるため、~ Microsoft GS Wavetable SW Synth のようにコーラスエフェクトが入っていない音源でも、この方法は有効です。 **少ないメンバーでパンを操る [#k836b131] 大合奏をしようとする時、ストリングスなどを4つ、パンの位置をずらして配置する事がある。が、パートが足りなくなる可能性もある。 そこで、パートを2つにして、パンを主導で設定する事により、節約できる場合がある。 右端と左端に同じ音色を設定したメンバーを用意し、互いに同じ音を強弱を変えて発音させる。 #A0@ P49 S+64 #B0@ P49 S-64 #A1 v80 d1 #B1 v80 d1 #A2 v100 _4m1 #B2 v60 _4m1 #A3 v40 _2s1 #B3 v70 _2s1 このような事をいくつかのフィンガーで行えば、2つのメンバーで、最大で9箇所のパンのずれを実現させる事が可能になる。 そもそもステレオ機器は、左と右のチャネルの音量バランスで成り立っているので、上記のように、強弱や音量を微調整する事で、音を左右にずらす事ができるのである。 注意:同時発音数を余計に使う事になるので、発音数不足による音切れには注意が必要である。 また、音源によっては、微妙に音が左右に広がる事もあり、「ぴったりそこから発音…」とならない場合もある。
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